「中小企業景況調査」に基づく分析結果のお知らせ

 商工会では、全国商工会連合会に協力して四半期ごとに管内企業の景況調査を実施しています。この度「経営発達支援計画」の一環として、本年4~6月期、7~9月期の調査結果を踏まえて全国と河辺雄和地区の景況感を天気図を付して分析しましたので、お知らせします。

〔2020年4~6月期の結果〕

202004~06

 

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 中小企業景況分析202004~06

 

 全産業DIが全国では、売上額DIが△69.0(前期比 -36.1)、採算DIが△61.7(同 -29.7)、資金繰りDIが△48.8(同 -27.9)でした。

 一方、河辺雄和地区では、売上額DIが△93.3(前期比 -26.6)、採算DIが△60.0(同 -20.0)、資金繰りDIが△80.0(同 -60.0)でした。

 以上のとおり、全ての項目で非常に厳しい景況感の結果となり、前期比の大きさからも新型コロナウイルス感染症の感染拡大期が大きく影響していることが窺い知ることができます。

〔2020年7~9月期の結果〕

202007~09

 

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 中小企業景況分析202007~09

 

 全産業DIが全国では、売上額DIが△60.2(前期比 +8.8)、採算DIが△52.2(同 +9.5)、資金繰りDIが△34.6(同 +14.2)でした。

 一方、河辺雄和地区では、売上額DIが△80.0(前期比 +13.3)、採算DIが△60.0(同 ±0)、資金繰りDIが△73.3(同 +6.7)でした。

 以上のとおり、今期は前期と比較して全ての項目で改善が見られました。ただし、経営上の課題には「需要の停滞」を挙げる企業が多く、中小企業にとって苦境が続いており、先行きに暗雲が漂う状況に変わりはないことを窺われます。