不衒窯 杉本 紀一郎
秋田杉のコバ・皮等の灰、秋田こまちの籾殻灰等を調合して作る灰釉を使い、秋田の風土が持つ豊かさ・優しさ・素朴さ等を器に表現しています。
表現の方法として釉薬を主体に考えます。釉薬の原料は秋田杉やブナの灰、あきたこまちの籾殻の灰等、天然素材が主な物です。 それぞれの草木が土中から吸い上げた多くのミネラル分は窯の中で高温の炎と出会って美しく発色します。
あきたこまちの籾殻灰は白い色に変化します。そのあらわれ方は釉材の育った土質や焼成方法、使用粘土等により異なります。
美しく豊かな郷土秋田の自然の中で、秋田らしい器を創るべく精進したいと思っております。
【 河辺・雄和に住居又はアトリエを構えた理由 】
・作陶する環境が広く取れて良い。
・比較的安価に土地が手に入りやすい。
![人 artist](http://kawabe-yuwa.com/art/wp-content/uploads/2013/06/artist_title.jpg)
不衒窯 – フゲンガマ -(陶芸) 杉本 紀一郎
秋田市河辺和田字式田293
018-882-3490
http://karwen1623.exblog.jp/
アーティスト紹介コーナー 「不衒窯 杉本紀一郎さん」
PDF 杉本紀一郎さん紹介パネル
【経 歴】
S38年 3月 明治大学 文学部 史学地理学科 卒業
H 8年 7月 角館焼窯元 小松幸次郎・進両先生に師事
H10年12月 伊万理ポリテクセンター陶磁器科 修了
H11年~H23年 旧大曲市ぺアーレ陶芸講師を始め、秋田テルサ・御所野学院社会人講師を経験
H14年 4月 河辺和田式田(現在地)に不衒窯を築窯
【会 員】
日本民芸協会 会員
秋田市工芸振興協議会 会員