”人生で無駄なことはない”/写真家 遠山桂太郎さんによる講演会

 秋田市河辺に活動の拠点を構える写真家の遠山さんによる講演会が、秋田公立美術大学にて行われました。

 遠山さんは宮城県大崎市出身で、21歳の時に訪れたアメリカニューヨークの写真スタジオで、現地のカメラマンと交流したのがきっかけで写真家になったとのこと。撮影を続ける中で、本会の芸術家を誘致し地域活性化を目指す「芸術の里かわべゆうわプロジェクト」を知り、昨年3月に移住して来られました。

 講演会では、同大学の1、2年生約150人を前に、「人生で無駄なことはない。今すぐ結果が出なくても必ず何かにつながる」と物事に前向きに取り組む大切さを語り「今のみずみずしい感性を失わず、制作活動に打ち込んでほしい」と激励の言葉を送りました。

(平成27年7月13日掲載)